社寺それぞれの特長ある印のカタチや墨書きなど様々で、同じ社寺でもすべてに同じ御朱印はないことも風情があり良いものです。
参拝に訪れる社寺によっては、気軽にお声がけいただける宮司さんやご住職との出逢いからの会話も、非日常的で心地よく御朱印めぐりの醍醐味だと思います。
御朱印収集は楽しいですが、せっかく参拝にいくのであれば、社寺ごとにお祀りされているご神仏や、由来、木々のざわめきや新緑の香り、歩く玉砂利のおや小鳥のさえずり音など、五感を研ぎ澄ませて感じられる空間を味わうのも、心に栄養があたえられてとても落ち着くのを感じます。
また、自分とおなじように御朱印めぐりをされる方との会話も楽しい。
観光的にも有名な社寺では、御朱印をいただく際に順番を待つこともあります。
お互いに手にしている御朱印帳についてや、それまでに参拝された社寺、何処から来られたかなど、他愛ない会話の一期一会を楽しむのも楽しくて自分自身を大きくさせてくれるようです。
その昔には写経をおさめた際の受付印の説が色濃い御朱印ということもあり、堅いイメージがありますが、最近ではデザイン性豊かな御朱印帳もあり、若い女性や男性からお年寄り、外国人まで、気軽に御朱印めぐりを楽しまれる方が増えました。
信仰心の薄れが懸念される昨今。
きっかけとなる入口が、気軽で楽しみ溢れた御朱印収集であっても良いと私は思います。
ここでしか味わえない感覚を目一杯感じたいと思います。
神社仏閣への参拝。参拝することこそが尊いですが、参拝のしるしに御朱印をいただいては。
古きよき時代の信仰心をいまより身近なカタチにしたい。と思い御朱印辞典は誕生しました。
御朱印巡りは楽しいですが、御朱印をいただけるのもご縁です
。
寺社によっては御朱印のいただけないところもあります。
最も大切なのは参拝するという気持ち。
頂けなくても残念がらず、頂ければラッキーという位のおおらかな気持ちで参拝されては。
一緒に訪れた方や携帯でおしゃべりをせず、粛々な気持ちで待ちましょう。
寺社によっては、気さくにお声をいただける宮司さんやご住職とは会話を楽しんでは。
御朱印帳は神社・仏閣オリジナルの御朱印帳を販売されていたり、神具店や仏具店で購入することができます。また、インターネット上ではデザイン性豊かな御朱印帳を取り揃えている御朱印帳専門店もあるので自分好みの御朱印帳を購入することができます。