神社での御朱印巡りの場合、神札授与所があり神職が居られる神社については御朱印をいただけるかと思いますが、寺院の場合は有名な観光寺院ではいただけますが、檀家寺院の場合は各宗派・ご住職の方針でいただけない寺院もあります。なかでも浄土真宗は原則として御朱印をしていただけないようです。気になる方は、参拝に伺う際に問合せすると教えていただけます。
ただ、あくまで御朱印は参拝のオマケとして考え、有る無しに関係なく、いただければ 『ラッキー』 という気持ちを心がけることが大切だと思います。
1) 神名神社・神名社・神明宮
伊勢神宮でお祀りされている天照大御神を各地におまつりする神社が一般的で、天照大御神をお祀りする神社は伊勢神宮の他に、伊勢神社・大神宮・天祖神社などがあります。
2) 住吉神社・住吉社
伊邪那岐命より生まれた底筒之男命・中筒之男命・表筒之男命がお祀りする神社です。時に神功皇后もお祀りされています。海上安全守護の神様として、海や水に纏わる農耕の神様として、和歌の神様として信仰されています。
3) 八幡神社・八幡宮
第十五代天皇である応神天皇、神功皇后をはじめとする神様がお祀りされている神社です。
現在も武家の守護神として各地にお祀りされております。
4) 稲荷神社・稲荷
宇迦之御魂神がお祀りされている神社です。
以前は農業の神様として崇められていましたが、現在では商業や産業を守護する神様と広く崇められています。
5) 天神社・天満宮
菅原道真公をお祀りされている神社です。
英知に秀でていた道真公より、学問の神さまとして信仰を集めています。
6) 諏訪神社
諏訪大明神ともいわれる建御名方神とその妃である八坂刀売神がお祀りされている神社です。
中世より狩猟、漁業を守護する神社として広く崇拝されています。
国内の仏教には様々な宗派が存在しますので、十三宗五十六派の十三宗の系譜・宗派を記載しています。御朱印をいただけるかどうかは各寺院へお尋ね下さい。
1) 華厳宗 開祖は「審祥」ら本山は東大寺
2) 法相宗 開祖は「道昭」道照とも、本山は興福寺・薬師寺ほか
3) 律宗 開祖は「鑑真」(鑑真和上)、本山は唐招提寺
4) 真言宗 開祖は弘法大師「空海」、本山は八幡山東寺・高野山金剛峯寺ほか
5) 天台宗 開祖は伝教大師「最澄」、本山は比叡山延暦寺ほか
6) 日蓮宗 開祖は立正大師「日蓮」、本山は身延山久遠寺ほか
7) 浄土宗 開祖は円光大師「法然」、本山は華頂山知恩院・報国山光明寺(粟生光明寺)・聖衆来迎山禅林寺ほか
8) 浄土真宗 開祖は見真大師「親鸞」、本山は龍谷山本願寺(西本願寺)・真宗本廟(東本願寺)ほか
9) 融通念 開祖は聖應大師「良忍」、本山は大念仏寺
10)時宗 開祖は証誠大師・円照大師「一遍」、本山は藤沢山清浄光寺(遊行寺)
11)曹洞宗 開祖は承陽大師「道元」(道元禅師)、本山は吉祥山永平寺・諸嶽山總持寺
12)臨済宗 開祖は千光国師「栄西」(栄西禅師)ら、本山は建仁寺・円覚寺・妙心寺・東福寺ほか
13)黄檗宗 開祖は真空大師・華光大師「隠元」、本山は黄檗山萬福寺
神社仏閣への参拝。参拝することこそが尊いですが、参拝のしるしに御朱印をいただいては。
古きよき時代の信仰心をいまより身近なカタチにしたい。と思い御朱印辞典は誕生しました。
御朱印巡りは楽しいですが、御朱印をいただけるのもご縁です
。
寺社によっては御朱印のいただけないところもあります。
最も大切なのは参拝するという気持ち。
頂けなくても残念がらず、頂ければラッキーという位のおおらかな気持ちで参拝されては。
一緒に訪れた方や携帯でおしゃべりをせず、粛々な気持ちで待ちましょう。
寺社によっては、気さくにお声をいただける宮司さんやご住職とは会話を楽しんでは。
御朱印帳は神社・仏閣オリジナルの御朱印帳を販売されていたり、神具店や仏具店で購入することができます。また、インターネット上ではデザイン性豊かな御朱印帳を取り揃えている御朱印帳専門店もあるので自分好みの御朱印帳を購入することができます。